「徳」の生かしかた・・・

「きみは徳があるからいいね」

 

職場替わりの借りスペースに行くとそんな話になった。

自由業というかフリーターというか、好きな事を好きにやっている私に対して

いろいろと心配したり世話を焼いてくれる人がありがたいことに何人かいてくれる。

それを人徳というのか、そんな立派な言葉でもない気がするが、

おかげさまでいろいろを得な立場だ、ということは納得。

 

とはいえ、彼らの「世話焼き」に100%応じられないことも多く(だって私は私だ)

いつも少しの罪悪感のような、申し訳なさのような、そんな気持ちになる。

 

心配されることはたいてい、「お金は大丈夫なのか?」「仕事ないんじゃないか?」「まともな飯を食べてないんだろう」といったこと。

いま、いろんな縁とチャンスをいただき、意外とサラリーマン時代と同じかそれ以上に「仕事」のようなものをしている時間は長く、また当時以上に仕事が楽しい。

お金の心配、もっとした方がよいのか、もっと支援をお願いして回るべきなのか、、、彼らは私がいろいろと困って求めることを期待しているような気がするが、私はそんなこんなで意外とヒマがじゃないのが実際のところ。

 

いただいた御恩をありがたく、とは思うものの、

与えていただく側も、いろいろと難しい。

 

 娘